仮想通貨の取引には慣れましたか?
1つの取引所に全資産を保管しておくのは大きなリスクと言えます。仮想通貨の取引所は必ず複数に分散しましょう。
取引所の分散について、リスクだけでなくメリットも把握しておきましょう。
1つの取引所というリスク
1つの取引所に全資産を保管するのは大きなリスクです。
- 資産が増加してきた
- 主要通貨以外に投資したい
- 手数料が高いと聞いた
- サーバーメンテナンスがあって取引できなかった
また、大手の取引所と言っても長時間のメンテナンスが発生する可能性があります。
つい先日もテックビューロ社が進めるZaifの取引所で「6日間」ものシステム不具合が発生しました。
何気なく選択した最初の取引所だけに全資産を置いておくのはリスクです。
メリット1:分散管理
一つ目は分散管理ができます。
仮想通貨の取引所は様々なリスクを抱えているため、一つではなく複数の取引所に分けて管理した方が安全です。
大量のお金を取扱している取引所は言わば、「デジタル銀行」です。
銀行強盗が後を絶たないように、デジタル銀行(取引所)もハッカーから常に攻撃を受けています。
そのため、
- サイトの画面が開けない
- 取引の注文したいのに注文が出来ない
- アカウントをハッキングされてお金を勝手に引き出される
と言った事象が無いとは言い切れません。
取引所を複数管理することで、もしもの時のリスクを軽減しましょう。
大手の取引所だからと言って安心は出来ません。
メリット2:選択肢が増える
取扱い出来る通貨(コイン)・トークンが増えるのは選択肢が増えると同義です。
全ての仮想通貨に投資することは現実的ではありませんし、その手間だけで人生が終わってしまいそうです。
しかし、現状は1つの取引所だけで全ての通貨・トークンが購入できる訳ではありません。
2倍3倍の長期投資として時価総額の大きい主要通貨のビットコインやイーサリアムであれば、ほぼどの取引所も取扱していますが、10倍20倍を狙っていくアルトコイン(草コイン)といった通貨の取扱は取引所ごとに異なります。
また、新しい取引所を使ってみると、意外と使いやすい画面UIだったりします!
他にも取引所によってキャンペーンで手数料が一時的に格安になるというメリットもあります。
新しい事に少しチャレンジすると思って新規口座開設をしてみてはいかがでしょうか?
メリット3:口座開設は余裕のある今こそ
口座開設には時間がかかります。
日本の取引所であれば、口座開設から住所確認まで行って初めて口座へ入金出来るようになりますし、海外の取引所であれば、個人認証のために住民票などの各種資料を揃えなくてはいけなくなります。
ビットコインの価格が大きく上昇した時やCMを始めた時などは、大量の口座開設の依頼がくるので審査の時間が非常に延びてしまうこともあります。
また、仮想通貨の人気が増大するにつれて法整備も整いますし、口座開設の審査基準が上がってしまう可能性もあります。
余裕を持っている今こそ開設だけでもしておくべきです。
まとめ
1つの取引所に全資産を保管するのは大きなリスクです。
複数の口座開設は大きなメリットでもあるので、是非この機会に口座開設を進めてみてください。
また、「複数の取引所口座を開設する前に確認したい5つの注意事項」も合わせて確認してください。